〝美人〟が人工的に作られる時代になってきたので、「美人薄命」という言葉はもはや死語になったのではと思っていたが、そうでもないらしく、情報系のサイトにその語彙が丁寧に解説されていた。そのサイトでは、美人が「薄命」なのは美人でない人たちの羨望や嫉妬を受けるためで、美人は謙虚でなくてはいけないと書かれていた。確かに美人は嫉妬の対象になることが多いのだろうが、僕の拙い経験から察すると、恋愛に関していえば美人は分が悪いように思える。時としてハッとする美人に出会うことがあるが、彼女たちの相手はいつも十人並みかそれ以下であることが多い。美人の周りには当然、男たちが大勢集まってくる。彼らは彼女を自分のものにするため、あの手この手で争奪戦を繰り広げる。だが、イイ男、特にデキる男はそんなバトルには参加しない。イイ男は普段から女にもてているから、自分に合う女を見分ける目が養われている。たとえ相手が息をのむような美女であっても、ルックスだけでのぼせたりはしないし、彼女をめぐる争いが自分にとって無駄であることを知っているからだ。一方、美人の方はプライドが邪魔をして自らのハードルを上げ続け、結果気がつくと・・・・・。
結局サイトに書かれてあったように、「謙虚さ」が大切なんやろうな。