僕にとってDVD化して欲しいテレビドラマ№1は、1966年にNHKで放送されていた石坂浩二主演の「太郎」だが、№2は1978年に放送された大原麗子主演の「愛がわたしを」。はっきりとした記憶は残っていないが、大原麗子が男性週刊誌の編集長か何かの役で、その下請け(?)のようなプロダクションの社長か何かを近藤正臣が演じている。二人は訳アリの元恋人同士という設定だが、明らかにモテ男の近藤が大原をフッたような感じで、大原はそれを引きずっているようなのだが、仕事ではお互いの存在を認め合っているといった構図になっていたように思う。とにかく印象に残っているのは近藤正臣演じる社長のモテぶり。名取裕子が大原の妹役で登場するが、その妹までも虜にしてしまうという設定。僕は幼いころからナショナルキッドや七色仮面などのヒーロー番組ばかりを観ていたせいか、ついついヒーローに目が行ってしまう。「太郎」はサラリーマンのヒーローだったが、近藤が演じているのはモテ男のヒーロー。そのモテぶりは半端なく完全無欠で憧れてしまった。ところでこのドラマのオープニング・テーマは、惣領智子が歌う「終わりのない歌」だが、最初に聴いたとき鳥肌が立った。まさにこの歌こそ日本人が歌うブルースだ。