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 子供の頃、僕は、父、母、弟、母の姉、そして母方の祖母と一緒に暮らしていた。父と祖母は大のテレビ好きだった。父は西部劇が好きで、日曜日には「ローン・レンジャー」を一緒に観ていた記憶がある。当時テレビのチャンネル権を握っていたのは祖母で、歌謡番組と時代劇がお気に入りだった。父もまた時代劇が好きだったので、祖母が亡くなるまでテレビの時代劇は殆ど見ていたと思う。とりわけ子供の頃に観ていたのは「怪傑黒頭巾」「矢車剣之介」「風小僧」「白馬童子」そして「天馬天平」だった。「黒頭巾」はあまり記憶に残っていないが、風呂敷で作った頭巾を被ってポーズをとっている写真が残っているので、少なからず影響を受けていたのに違いない。「矢車剣之介」は主人公が後にスリー・ファンキーズのメンバーになったことで、とりわけ印象深い番組だった。「風小僧」を観たのは山城新伍がメインキャストになった辺りからだ。その後すぐに「白馬童子」が登場して、これはもの凄いインパクトがあったが、当時の山城新伍は千葉真一と並んであまりにもカッコよすぎだった。それに比べると「天馬天平」は少し影が薄い。ちなみに「風小僧」「白馬童子」「天馬天平」はいずれも少年画報に連載されていた。
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「風小僧」少年画報1959年9月号の口絵


1960年2月号

「白馬童子」少年画報1960年2月号口絵
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1960年6月号
「天馬天平」は主人公が倉木麻衣の父親であったことで数年前少しだけ脚光を浴びた。口絵は少年画報1960年6月号に掲載されたもの。