いよいよ明日は衆院選の公示日。各地の選挙事務所は出陣式の朝を迎える。
8月末に業界で作る政治連盟の支部連会長に就任してからいきなりの選挙で、先月末から先週にかけて非常に慌しい毎日を過ごした。付け焼刃的に公職選挙法、政治資金規正法のレクチュアを受けたが、選挙期間中に陣中見舞いとして栄養ドリンクなどの飲食物を差し入れるのは選挙違反になり、金銭だったらOKということや、応援活動もLINEはOK、メールはNOであるなど、非常に勉強になった。
先週までの疲れを癒そうとアマゾンで石坂浩二主演の「やすらぎの郷」をレンタルし、一気に10話まで観てしまった。流石に名優ぞろいなので面白い。石坂浩二は1966年のNHKドラマ「太郎」以来のファンだが、かつての恋人・加賀まりこや元妻・浅丘ルリ子との共演に、当時を知る者にとっては彼のような人生を送れたら素敵だと思ってしまう。でも浅丘ルリ子の変貌にはチョッピリ驚いた。
ところで石坂浩二を知った同じ年に、ブラウン管で初めて見たのが酒井和歌子だった。彼女のその上品な口元に、子供ながら魅せられてしまった。2年後GSブームが終焉を迎えようとしていた頃に、遅れて登場したヤンガースのデビュー曲「マイ・ラブ、マイ・ラブ」。この曲を聴くと今でも彼女の愛らしい口元が目に浮かぶ。