1962年から週刊少年サンデーで連載が始まった「おそ松くん」は、赤塚不二夫先生の名を世に知らしめた出世作であり、1960年代を代表するギャグ漫画。
チビ太、イヤミ、デカパン、ハタ坊、ダヨーンのおじさんなど数多くの人気キャラクターが登場し、高度経済成長に沸く60年代のお祭り騒ぎを牽引した。
1966年にはアニメによるテレビ放送も開始。この頃、小学生の、特に女子の間で静かなブームを呼んでいたのがパズル遊びだった。林間、臨海、修学旅行などで立ち寄るお土産物屋さんの店頭には、必ずと言っていいほど数字やアルファベットの並んだ小さなパズルが置いてあった。「おそ松くん」のキャラクター菓子を販売していたコビト製菓では、商品のラベルを集めて送ると可愛い「おそ松くんパズル」がもれなく貰えた。

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