60年11月号僕は長男だったため、子供時代の情報は身近な友人から入手するより手がなかった。
そんな中で幼稚園時代の僕の情報源はトモイマサル君だった。
〝海の王子〟に続いて彼から得た情報が〝ナショナルキッド〟だった。
ナショナルキッドは〝ぼくら〟に連載されていた。
小学校に上がっても最初のうちはトモイ君から情報を得ていた。
彼の影響で〝少年〟の存在を知った。
〝ぼくら〟から〝少年〟へ。
トモイ君と違って家は経済事情があり年に1冊か2冊しか買って貰えなかったが、〝ぼくら〟から〝少年〟への移行は、子供心に成長の実感があった。少年61年