今年も気が付けば師走。何かの折に日付を書くとき、今年は平成何年だったっけ?といつも考えながら、あっという間に月日は過ぎてしまった。来年もまた何年かを考えている間に一年が終わるのだろうか。
師走になると必ず思い出すのがポールアンカの「マイホームタウン」。
1960年当時、ザ・ピーナッツのカバーでこの曲を知った僕にとって、マイホームタウンといえば「中之島」だった。
ザ・ピーナッツが大好きだった叔母が当時勤務していた会社が中之島のダイビルにあり、年末休みに初めて連れて行ってもらった僕は、将来ダイビルに自分のオフィスを持ちたいと子供心に夢を描いた。
そして、その夢は1983年に実現した。ダイビルの中にある一番小さな部屋が、僕にとって初めてのオフィスとなった。