レトロメディア・囃ハルト商店

1960年代の少年雑誌・芸能雑誌・漫画・アイドル・J-POP・玩具

1961年も今年と同じように残暑が10月まで続いていた。遡ること一月前の9月、人気ジャズ・ピアニスト中村八大は3回目のリサイタルを開いていた。彼がこのリサイタルのために作った楽曲「上を向いて歩こう」は、当時パラダイス・キングのフィーチャリング・シンガーでオリジナ ...

週刊少年キング1963(昭和38)年10月6日(第11)号から連載が始まった桑田次郎先生の「キング・ロボ」。正体が「キング星からやってきたガス状の気体」という斬新な発想で、胸からロケット弾を放ち、両腕はロケット砲、両足はドリルと、それぞれのパーツが活躍する。まさに合 ...

昨日、久々にジュリーの「un democratic love」を聴いた。東北大震災以降、彼の作品の多くは政治に対する強烈なメッセージを帯びている。ザ・タイガースが人気の頂点にいた頃、渡辺プロダクションは既に政界との太いパイプがあり、当時の首相だった佐藤栄作はジュリーにむか ...

1962年から週刊少年サンデーで連載が始まった「おそ松くん」は、赤塚不二夫先生の名を世に知らしめた出世作であり、1960年代を代表するギャグ漫画。チビ太、イヤミ、デカパン、ハタ坊、ダヨーンのおじさんなど数多くの人気キャラクターが登場し、高度経済成長に沸く60年代の ...

〝cute〟という言葉は1960年代の加賀まりこのためにあるのか。 ...

猛暑が続くと僕は高校三年生の夏休みを思い出す。その日も早朝から太陽は容赦なく照り続いていた。僕は予備校主催の模試を受けるため府下にある大学を訪れていた。試験会場となったのはだだっ広い講義室だったが、三年生ばかりでなく予備校生も交じっていたため満席状態だっ ...

今日は終戦記念日。1960年代初頭、少年雑誌の世界では多くの戦記漫画が連載されていた。そんな中で戦争の悲惨さを訴えた名作が、ちばてつや先生の「紫電改のタカ」。この作品は週刊少年マガジン1963年27号から1966年3・4合併号まで連載された。最終回、主人公・滝城太郎は特攻 ...

今年の12月31日で解散することになったSMAP。バラエティ番組でメジャーになり、個人とグループ活動とを並行しながら老若男女に愛されていた彼らを、僕はクレイジー・キャッツと重ね合わせて観ていた。クレイジー・キャッツは1955年に結成されてから未だ解散していない。もは ...

1960年代後期、ザ・タイガースのリード・ボーカリストとして「静かに」登場し、それまでの男性アイドルの概念を根底から覆したのが沢田研二だった。アイドルとは〝学生服を着て青春歌謡を歌う健康優良児〟と信じて疑わなかった当時の一般大衆は、少女時代の美空ひばりに浴び ...

sao様から野球漫画のヒントを頂いたので、少年マガジンに連載されていた「魔球」を描いた野球漫画の系譜を作ってみた。魔球を中心に眺めてみると「巨人の星」は前2作の影響を大きく受けている、というか、魔球の系譜は実質的に大リーグボール1号で打ち止めのようだ。タ ...

僕にとって「エイトマン」の主役は関さち子だった。週刊少年マガジンで「エイトマン」の連載が始まったのが昭和38年20(5月12日)号。東探偵事務所の職員として関さち子は登場する。ちょっと気の強そうな、でも可憐で可愛いこの女の子が、次第に物語の中心になってくる。さち ...

 1966年、連載が終了した「伊賀の影丸」の後を継ぎ少年サンデーで連載が始まった「飛騨の赤影」。「忍び」=「影」、そして「伊賀」から「飛騨」へと横山光輝先生の忍者におけるコンセプトを継承したものだったが、その背景にはテレビ化されるはずだった「ワタリ」が土壇場 ...

僕のブログを読んで下さった「Saoの猫日和」様が、1972年の「女学生の友」でジュリーが第1位だったことを書かれていた。http://blog.goo.ne.jp/nagatasatoko/e/5b172bdae228f16d5b2bf10dfcd6d093ジュリーは、1974年には「女学生の友」の対極に位置するようなロック・ミュ ...

1972年初頭、日本中を震撼させた「あさま山荘事件」によって、若者たちの政治離れが一気に加速する。彼(彼女)らの関心はアイドルへと向かう。この年、創刊20周年を迎えた月刊明星は1965年を最後に途絶えていた「オールスター人気投票」を復活。芸能界はアイドルの黄金時代 ...

吉田豪が、キョンキョンの本が面白いと言っていたので、早速彼女のエッセイ集「黄色いマンション黒い猫」を買って読んでみた。快適に読み進んでいたら「嵐の日も彼とならば」という章に来た。あれ、このタイトル、どこかで聞いた覚えがあるなと思って読んだら、彼女がデビュ ...

今から5年前、田宮模型からスロットカーの復刻ボディが販売された。あっという間に品切れになり、直後のオークションで頻繁に取引された。ロータス30ローラTエルバマクラーレン ...

 今春スタートのドラマの中で一番気に入っているのが、水曜日10時から読売テレビで放送されている「世界一難しい恋」。大野智扮する一流ホテルの社長が、波瑠扮する有能な新入社員に惚れてしまうのだが、この社長、女性経験が皆無のようで、彼女のことで一喜一憂するその姿 ...

初代ジャニーズを初めてテレビで見たのは小学校4年生の時だった。当時の僕はビートルズの「抱きしめたい」をカバーしていたスリー・ファンキーズのファンで、優等生を絵に描いたようなNHK推薦のジャニーズはちょっと苦手だった。スパイダースがブレイクした時、ムッシュが ...

1958年、日本のポップス界を代表してジャズ・シンガーのナンシー梅木がアカデミー賞助演女優賞を受賞。それから5年後の63年、坂本九が「上を向いて歩こう」でビートルズよりも先にキャッシュボックス、ビルボード両誌で1位を獲得する。6年後の69年にはジュリーが「Rolling St ...

辻なおき先生の「0戦仮面」は、週刊少年キング1966年29号から48号にかけて連載された。連載第1回のプロローグで、かつて少年撃墜王の名を馳せた〝桜太郎〟〝東はやと〟の二人が紹介され、新たに登場した0戦撃墜王が仮面をつけていることから、その正体は〝桜太郎〟なのか、 ...

このページのトップヘ